Iメイト交流(日本語学習者支援)
Iメイト交流はアジ風の中心的な活動です。日本語学習者と一対一の電子メールによる支援活動です。
■アジ風会員:正会員のうち、交流資格が認められた会員(Iメイト会員と称す)が交流をします。
■対象の学生:交流大学(アジア各国のトップレベルの大学で日本語を学ぶ学生。
→現在は、中国ー清華大学、タイータマサート大学、ベトナムーハノイ貿易大学)の日本語学部、日本語学科、日本語クラブで日本語をまなぶ学生たち
電子メールの文例1
奥山正昭さんと兪孟令さん

孟令さん
-前略-
私は今年の七月に日本へ留学するので、日本の生活について興味があります。日本の生活と言えば、何となくまずゴミを分類する制度を思い浮かべます。中国ではまだそのような制度をあらずに、了解したいです。日本のゴミ分類について、教えてもらえばありがたいです。

奥山さん
-前略-
さて、質問いただいた日本のゴミの分別について、説明したいと思います。ゴミ分別の目的は、“正しく分別して資源の再利用”が基本です。つまり、限りある資源を使い切ってしまう前に、ゴミを増やさず再利用できる循環型社会へ移行させることです。-中略- ゴミの分別の目的は、次の4つの考え方で循環型社会をつくることです。この考え方はリデュース、リユース、リサイクル、リフューズの頭文字をとって4Rと呼ばれています。家庭から出るゴミで資源になるゴミには、瓶、缶、ペットボトル、紙、プラスチックがあり各自治体により分別内容が多少異なります。 各家庭が分別して、所定のゴミ集積場所に持ち込み、そのゴミを各自治体が回収車で回収する仕組みとなっています。-後略-
●俞 孟令さん→奥山さん(2010年4月3日)
-前略-日本でのゴミ分別について、親切な説明をしてくれ、ありがとうございます。実は、日本にいる先輩たちから、日本社会の習慣やルールをよく理解しないので、困ってなったと聞くこともありました。半年後、私も日本へ留学に行くので、日本に対してもっと深く理解せねばならないと思います。
電子メールの文例2
横山容子さんと張馨心さん
●横山さん→馨心さん(2010年3月30日)

羽子板市にて
-前略-
馨心さん、スピーチコンテスト初戦突破すご~い!(^^)! 原稿(げんこう)は見ないで話すの?
何分くらい? 決勝戦頑張って下さいね、応援してますよヽ(^o^)丿
アジ風の読後感想文大会には参加しますか? 今回の課題図書は『東京坊ちゃん』と『とんび』です。私も『東京坊ちゃん』は読み終わり、今『とんび』を読んでます。何かわからない言葉などあったら何でも聞いてくださいね。授業の勉強に宿題、課題、学生はやることがいっぱい。 大変だけれども学ぶことによってどんどん世界が広がりますね。 -後略-
●馨心さん→横山さん(2010年4月20日)
-前略-
4月の10日、スピーチコンテストを参加しました。容子さんをいったとおり、原稿は見ないで皆さんのまえで発表しました。容子さんから応援をしてくれて、ほんとにありがとうございます!でも、残念ですが。。。正常に表現をしましたが、失敗しました。でも、それはいい体験ですよね。他の選手たちから大変勉強になりました-中略-
私はアジ風からの『東京坊っちゃん』を読んでいます。本を読んでいる間、いろいろなところで、なんか作者の体験と同じような回想をいっぱい思い出しました。それに、子供のときのことをずっと頭の中に浮かべっています。すっごく感動します。 でも、授業や宿題や試験や忙しいので、読む時間がちょっと厳しいです。いままで、60%を読んで、いまから私が頑張って読みましょう!感想文大会に参加したいんです。ですから、五月の休みのとき、感想文を一所懸命書くつもりです。-後略-

I メイト組織図
アジアの新しい風 Iメイト交流規約(2009.4.2.改定)
1.正会員の中でメール交流をしている会員をIメイト会員、そのパートナーである相手国の学生をIメイト学生と呼ぶ。
2.Iメイト交流の第一の目的は相互理解(草の根の文化交流)であって、メールを通じて友情を育むことにある。さらに学生の希望に応じて、日本語学習支援を行う。
3.NPO事務局は正会員の中から希望者を募る。ただし、役員あるいはIメイト会員の紹介を必要とする。
4.大学側事務局は学生から希望者を募る。
対象者:大学院生、学部生(一年生を除く)のうち教員の推薦を得、かつNPO「アジアの新しい風」の趣旨を十分理解している学生であること。
5.マッチング
→学生の上記対象者から希望者を募り、NPO事務局に提出する。NPO事務局はIメイト会員の希望を訊ねて、マッチング作業を行う。
→マッチングの結果をIメイト会員に知らせ、Iメイト会員が学生にメールを送って交流が始まる。
→学生、会員ともに希望者が多数出た場合、大学側事務局とNPO事務局はそれぞれウエイティングリストを作成、管理する。
6.日本語学習支援
→Iメイト学生が日本語の添削を希望すれば、Iメイト会員は積極的に支援する。Iメイト会員が日本語指導に関して、質問や相談があるとき、現職の日本語教師であるサポーターにメールで助言を得ることができる。サポーターと学習者は直接メールの交換をしない。
7.I メイト
→メール交換の開始後およそ一ヶ月間は、一週間以内に返信する。メール交換が順調になれば、自主管理に委ねるが、一か月に一回以上の往復が望ましい。
→万一、Iメイト間でトラブルが生じたときは、それぞれ事務局に報告する。これらコミュニケーション摩擦に対しては事務局がサポートし、今後のより深い相互理解に役立てる。
→Iメイト学生が交流校の大学院、大学の日本語学部・学科の学生でなくなったとき、あるいはIメイト会員がNPOの正会員でなくなったとき、Iメイト交流は終了する。ただし、個人的交流として継続する場合、その後のトラブルについては、NPO事務局、大学側事務局とも関知しない。
→Iメイト交流を解消したいときには事務局に申し出る。事務局の助言を得たうえで、直接パートナーに知らせる。
以上

